誰もがシアワセを感じられる組織を増やしたいと願う筆者が人と組織について考えていること、感じたことなどをまとめています。

キャリア形成支援のポイント vol.4

若手社員のキャリア形成支援について書いております。

前回からの引用です。
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しかし、様々な目標を達成していくためには、仕事の基礎を身に付けるための訓練、
すなわち学習と実践、そしてそれらを継続していくことも大切であると思いますので、
次回はこの辺りのことについてどのように支援していくか、考えていきたいと思います。
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知っている・理解している・できる、には大きな差がある。
今回は、学習と実践、その継続を支援することについて書きたいと思います。

どんなに学んでも、行動に移さなければ、意味がありません。

 『いにしえの道を聞きても唱えても我が行いにせずばかひなし』

薩摩の戦国大名 島津忠良が残した「いろは歌」の一つです。
古来からの立派な教えを聞いたり、唱えたりするだけでは役に立たない。実行することが最も大切であるという内容です。

ですから、学習することや、それを実践することを継続させる仕組みづくりによる支援が求められます。継続させるためには、いかに習慣化させるかではないでしょうか。

習慣化=印象付け×回数

習慣化させるためのポイントとしていくつか挙げます。

1.日々の定期的な行動に組み込む
2.あれもこれもと欲張らない
3.手間をかけずに記録する
4.周りに知らせる


1.日々の定期的な行動に組み込む

日々の定期的な行動を考えてみてください。
私の場合は、1日に手帳を何度も広げます。目標の確認、1日の仕事の確認、自分の考えやアイデアを纏めるときなど手帳を使用します。ですから、習慣化させたい事項を手帳に反映しています。別に手帳でなくても結構です。

ある会社は、週1回の朝礼を活用して、1週間で学んだことと、それを活かしてどのような行動を取ったかについて発表させます。出来た人と出来なかった人が、出てくるわけですが、大切なことは、この習慣を継続することです。継続することで、出来なかった人にも習慣化への印象づけをさせていくことができます。

会議、勉強会、昼食など、職場単位で定期的に実施している業務やイベントを抽出し、若手社員の学習状況や仕事の取り組みを確認する時間をスケジュールに組み込んではいかがでしょうか。

2.あれもこれもと欲張らない

また、学習や実践する項目は、あまり多岐に広げない方が良いと思います。あれもこれもと欲張ると、結局どれも上手くいかないことはよくあることです。

また、目標が増えれば増えるほど、考えることが増えますし、時間確保についても要求レベルが高くなりますので、最初は一つに絞らせることが重要です。

3.手間をかけずに記録する

簡単な記録を取るということには、2つの効果があります。

・過去の取り組みを見える化して、振り返ることによって、自己効力感を持ちやすい。
・自らの学習へのリマインド効果が期待できる。

見える化にあたっては、学習時間や回数など数値化すると振り返ったときに分かりやすいですが、最初は、取り組んだという事実だけを記録するだけでも良いと思います。あまり手間をかけすぎると、記録を取ること自体が面倒になってしまいます。

目的は、自分はやればできるんだ、という自己効力感を持ちやすくするためですから、記録を取り続けることが大切なわけです。

4.周りに知らせる

周りに知らせるとは、前回のブログ「人脈を広げさせる」ことにも繋がるのですが、自分がどうなりたくて、そのためにどのようなことを学んでいるか、また実践していくかを周囲に宣言することによって、周囲からアドバイスをいただいたり、その分野に詳しい人を紹介してくれたりする可能性が出てきます。

さらに、自分で決めたことを守ろうとする意思を強くさせる上でも効果的です。


纏めると、まず、職場単位で定期的に実施している業務やイベントの中で、若手社員の学習継続支援をスケジュールに組み込みます。

例えば、週1回の会議に組み込んだ場合、若手社員に、自らの学習や実践項目について、一つ宣言させます。翌週からは、毎回その取り組みについて記録が取れているか、またどの程度実践できたかについて確認します。若手社員に発表させることも、自分で現状を把握させる上で、効果的です。

できたことについては、周囲が認めてあげ、できていないことについては、注意するのではなく、どうすればできるようになるかを職場の方々と共に考えていくという、支援の気持ちを持っていただきたいと思います。

いつも気にかけている人たちがいて、自らの成長を本気で応援してくれていることを知れば、誰だって頑張れるのではないでしょうか。

そういう職場をつくっていきませんか?


習慣化を支援する上で大切なことは、他にもありますので、また次回にお伝えしたいと思います。
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