誰もがシアワセを感じられる組織を増やしたいと願う筆者が人と組織について考えていること、感じたことなどをまとめています。

経営者の役割

経営者の役割の一つは、ビジョンを明確にすること。

『車を売ることが目的ではない。』

ネッツトヨタ南国株式会社の代表取締役会長 横田 英毅氏の講演でお聞きした言葉です。
素晴らしい講演でしたので、少しご紹介させていただきます。

「従業員の人間力向上のために何ができるかを考えている。だから、目的に沿っていれば、同業界の企業がやらないことでも、構わず実践する。」

例えば、お客様の車を修理・点検していたエンジニア(整備士)を、お客様と対話させるようにしました。

すると、修理後の顧客アンケートで、以前は費用について想定より高かったと答えた顧客が多かったのですが、エンジニアとの対話を導入してからは、想定より安かったと答えた顧客が多くなったそうです。もちろん、費用は変えていません。では何が変わったか?

以前 : 顧客に『安全』を販売していた
  今 : 顧客に『安全+安心』を販売している

興味深いのは、顧客満足度を高めるために、こういった仕組みを導入したのではなく、従業員満足度を高めるために導入したことです。

顧客との対話を通して、顧客から感謝の言葉をいただく機会が増えます。また、自分の仕事は、ただ目の前の車を修理するだけではないことに気づくことができます。
従業員の人間力向上を目的としているからこそ、こういう仕組みを導入されたのでしょう。

目的が車を売ることになっていれば、このような発想や実践は起こりえなかったでしょう。目的を何にするかによって、意識が変わり、行動が変わるという目的の大切さを感じます。

目的の大切さは、何も企業だけではなく、個人にも有効です。
特に、仕事ができるようになりたい若手社員の方は、マングローブ代表 今野誠一のブログ
『目的の力』をご覧ください。

  『目的の力』(←こちら)

また、『若手社員仕事できる化プロジェクト』と題して、若手社員が一人前の仕事をできるようになるために必要なことについてシリーズ化して書かれておりますので、ご興味のある方はご覧ください。

  『若手社員仕事できる化プロジェクト』(←こちら)


横田氏は、様々な取り組みを、理念である『人間性の尊重』のためという言葉をお使いになられましたが、平たく言うと、他者から認められるということだと思います。

『人は誰でも他人から認められたいという欲求を持っている』という承認欲求です。

承認の一つが、褒めるということなのですが、あなたはこの1週間で、何人の人を褒めましたか?一度、振り返ってみてください。日本人は、褒めるのが上手くないそうで、なかなか面と向かって他者を褒めることをしないそうです。私もできておらず、反省です。

こういうことを横田氏はおそらくご存知なのだと思います。だからこそ、従業員が様々な人から感謝される(褒められる)仕組みを構築されております。


業績は大切ですが、すべてではないことを改めて感じました。

何のために会社を創ったのか、従業員は自社で働くことで、何を得たいのか。
従業員の幸せを願われる経営者の方には、一度立ち止まってお考えいただきたい内容です。

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