誰もがシアワセを感じられる組織を増やしたいと願う筆者が人と組織について考えていること、感じたことなどをまとめています。

残業代削減より大きなコスト?

2010年4月から施行される「改正労働基準法」のポイントとして、
時間外労働(残業など)の割増賃金率の引き上げがあります。

人件費抑制に取り組んでいる企業は、こちらの対策にも迫られています。

お客様の中にも、従業員の生産性向上という課題に取り組んでおられるケースが
ございます。

人の生産性をどのようにして測定するか。

今やほとんどの仕事は、ルーティンワークではないため、生産性の基準を
設定することが難しくなっています。

例えば、機械の生産性は、数値で評価することができます。

また、機械のメンテナンスを実施するのは、故障してから修理するよりも、
コストがかからず、継続的な生産性を確保することができることを
知っているからです。

一方、人はどうでしょうか?

メンタルヘルスだけでなく、疾病対策を含む定期的なメンテナンスを
実施していた方が、医療費の削減だけでなく、生産性の低下を
防ぐことができます。

ところが、多くの経営者はそのことに気づいていても、
手を打っていないケースが多いのです。

人の生産性は、数値で測定することが困難であるように、
見えにくいものは、インパクトが小さいのでしょう。

例えば、風邪をひいても、とにかく出勤することが美徳とされていた
(今でもされている?)企業において、多くの従業員は休まず出勤していました。

ところが、その人の仕事のパフォーマンスは、通常時のそれと比較して
低くなっています。

本人は、サボっているわけではなく、真面目に仕事をしていても、
身体機能が落ちているため、いつも同じように仕事ができるわけがありません。

これによる損失をコスト計算すると、欠勤して病院へ通うコストよりも、
2~3倍高くかかっているという調査結果もあります。

生産性を向上させるために、従業員の仕事をもっと「見える化」させよう。
タイムマネジメントを学ばせようなど、様々な取り組みに動き出す企業が
増えてくると思います。

しかし、本当に削減すべきコストは、残業代の削減というような
分かりやすいコストより、見えにくいところにこそあるのかもしれません。

例えば、体調不良のときは無理せず休む、という組織風土を醸成することの方が、
生産性の観点からは、効果的であったりするかもしれません。
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